西宮市貝類館は1999(平成11)年5月7日に開館した貝類専門の博物館です。日本の貝類学の礎を築いた黒田徳米博士の学術資料を核とした約10万点の標本を所蔵し、博物館法による博物館相当施設に指定されています。
建物は建築家安藤忠雄氏の設計でヨットの帆をイメ−ジした外観を持ち、館内は海の中を思わせるブル−で統一されています。中庭には海洋冒険家堀江謙一氏のマーメイド4世号を展示しています。
展示室では西宮の自然から世界の貝に至る16のテーマに沿って約2000種、5000点の貝の標本を陳列し、大型パネルで解説しています。
「カタツムリウム」やクリオネなどの生体展示も楽しんでいただくことができます。
さわれる貝や「ホラ貝吹き」体験コーナーも用意しています。
また休日にはワークショップ、実習、講座などさまざまな館内イベントや野外での観察会を催しています。
貝類館に来て、見て、体験して、自然界の奥深さと自然環境の大切さについて考えてみませんか?